ADD(注意欠陥障害)に効果的なハーブサプリメント
アメリカの疾病予防管理センター(CDC)によると、2006年時点で約450万人の子どもが注意欠陥障害(ADD)と診断されています。ADDは集中力の欠如、整理整頓の困難、短い注意持続時間、衝動性、過活動といった症状を伴い、放置すると学習や仕事、人間関係に支障をきたします。
ハーブ治療
ADDの治療は薬物療法と行動療法の併用が一般的ですが、軽度から中等度の場合はハーブサプリメントを取り入れることも有効です。ハーブは栄養改善、行動修正、運動、組織スキルのトレーニングと組み合わせることで効果が高まります。
刺激的ハーブ
ロバート・A・シュルマン博士は、記憶力と集中力の向上に効果があるとして、ギンコウ葉(イチョウ)と高麗人参を推奨しています。これらのハーブは血流を促進し、脳への酸素と栄養素供給を増やします。ただし、高麗人参は血糖値を下げる作用があるため、血糖が不安定になるとADD症状が悪化することがあります。使用する場合は、食事と併せて血糖を安定させるよう注意してください。
鎮静ハーブ
不安はADDの大きな要因です。リンダ・B・ホワイト博士は、カバカバというハーブを不安緩和に推奨しています。カバカバは眠気やぼんやり感を伴わずにリラックスさせる効果があります。過活動が強い場合は、バレリアン(西洋ネジバナ)を日中に使用しても良いでしょう。バレリアンは睡眠導入にも役立ち、十分な睡眠は脳機能の最適化に不可欠です。
その他の考慮点
多くの自然療法医は、マグネシウム、ビタミンB群、ビタミンC、スピルリナ、オメガ‑3脂肪酸などの栄養補助食品を推奨しています。マグネシウムは注意散漫の原因となる欠乏を補い、ビタミンBは神経伝達物質の合成を助け、ビタミンCはその機能をサポートします。スピルリナは豊富な栄養素を含む藻類で、オメガ‑3は神経伝達を活性化します。これらのサプリは必ず食事と一緒に摂取し、空腹時の服用は避けてください。服用を忘れがちな子どもには、目立つ場所に置く工夫が有効です。
