動脈瘤の概要と症状
動脈瘤は血管壁の弱化により、動脈の一部が異常に拡張した状態です。放置すると破裂し、重症の場合は急速に死に至ることがあります。
原因
- 動脈硬化によるプラークの蓄積
- 炎症性心疾患
- 遺伝性疾患や先天的要因(出生時から存在)
- 梅毒などの感染症
主な発生部位
- 大動脈(胸部・腹部)
- 頸部の頸動脈
- 膝裏の腘窩動脈
- 大腿部の大腿動脈
- 脳内の脳動脈
症状
- 表在部に近い場合は痛みや鼓動感が生じることがあります。
- 多くの動脈瘤は破裂するまで無症状です。破裂時は低血圧、頻脈、めまいなどの急性症状が現れます。
診断
- 定期健診や他の目的で撮影したX線・CT・MRIで偶然発見されることが多いです。
- 聴診器で血流音(雑音)が聞かれることもあります。
治療
- 2インチ(約5cm)未満の小さな動脈瘤は血圧管理薬で経過観察が可能です。
- それ以上のサイズや破裂リスクが高い場合は、ステント留置や外科的修復が必要です。
