胸部動脈瘤手術後に使用する腰椎ドレーンの注意点は?
腰椎ドレーンの目的
胸部動脈瘤の修復手術後、脊髄腔から脳脊髄液(CSF)を排出するために腰椎ドレーンが使用されます。これにより、脊髄への血流が低下しやすい「脊髄虚血」の発生リスクを低減します。
ドレーンの設置方法
ドレーンは動脈瘤より下方、腰部に挿入され、採取したCSFは専用のコレクションバッグに集められます。手術後数日間留置され、その間に排出量が綿密にモニタリングされます。
ドレーン管理のポイント
- ドレーン挿入部を常に清潔かつ乾燥させる。
- 排出されるCSF量を定期的に記録し、異常がないか確認する。
- 赤み、腫れ、痛みなど感染の兆候がないかチェックする。
- 重いものを持ち上げる、前屈むなどドレーンに負荷がかかる動作は避ける。
これらの注意点を守り、医師や看護師の指示に従うことが安全な回復につながります。
