中耳炎がめまいと吐き気を引き起こす理由

中耳炎がめまいと吐き気を引き起こす主なメカニズム

中耳炎は中耳の感染症ですが、内耳や平衡感覚に影響を与えることで、めまいや吐き気を伴うことがあります。

1. 内耳への波及

中耳は内耳と近接しており、感染が内耳に広がると、前庭(バランスを司る器官)や蝸牛に炎症が起き、平衡感覚が乱れめまい・めまい感が生じます。

2. 炎症と液体貯留による圧力変化

中耳の炎症で粘液や膿がたまり、ユースタキオ管の機能が障害されます。これにより耳内圧が変動し、前庭に伝わる圧力差がめまいを引き起こします。

3. 神経刺激

感染が前庭蝸牛神経(第VIII脳神経)を刺激すると、耳から脳への信号が乱れ、めまいだけでなく吐き気も伴うことがあります。

4. 頭蓋内圧の上昇(重症例)

中耳炎が後頭部の乳様骨まで広がり、乳様骨炎(乳様骨髄炎)になると、頭蓋内圧が上がります。頭痛やめまい、吐き気が出現することがあります。

5. 全身的な症状

特に小児では発熱や倦怠感、食欲不振などの全身症状が強く、これらが吐き気やめまいを助長します。

耳の痛みや聴力低下に加えて、めまいや吐き気が続く場合は、早めに医師の診察を受けましょう。適切な治療が必要です。

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