非言語自閉症者のための支援技術
最新の研究
自閉症リソース財団によると、特定のコンピュータ支援技術(AT)は非言語自閉症者の意思疎通を支援できるとされています。従来は運動機能障害を持つ障害者向けに使われていましたが、現在は同様の技術が非言語自閉症者にも活用されています。画像やシンボルを用いたポイントシステムは、既に使用されているコミュニケーションカードと互換性があります。
コミュニケーション支援
特別なキーボード、スイッチ、コンピュータを用いるATは、言語によるコミュニケーションが苦手な自閉症者でも情報伝達を可能にします。読字・筆記ができる人に適しており、画面上で選択や入力を行うことで意思を表現します。視覚刺激に反応しやすい自閉症者にとって、音声よりも永続的な視覚情報が有効です。
ハードウェア
代表的なATハードウェアには、トラックボール、スイッチ、タッチスクリーンがあります。トラックボールはマウスパッドを移動させずにボールを回すだけでカーソル操作ができ、操作が楽です。大きなボタンのスイッチは、USB経由でコンピュータに接続し、スペースキーやマウスクリック、矢印キーなど様々な機能に割り当てられます。タッチスクリーンは既存のモニタに取り付けるオーバーレイ型が一般的で、画面をタッチするだけで操作できます。
ソフトウェア
AT用ソフトウェアは、非言語自閉症者がコミュニケーションを行う上で欠かせないツールです。ハードウェアに同梱されていることが多く、対応デバイスは製品ラベルや取扱説明書に明記されています。
導入時の留意点
子どもの感覚特性に合わせたAT選択が重要です。例えば、画面の点滅や光の刺激に過敏な子どもには、フラットなディスプレイが適しています。騒音や触覚の過敏さも考慮し、学習・コミュニケーションレベルに合ったソフトを選びましょう。難しすぎるプログラムは阻害要因になりますが、適度な挑戦は新たな学習を促します。
