乳児期に現れる自閉症の兆候
自閉症は発達障害の一つで、通常は子どもの生後2年以内に兆候が現れます。乳児期はサインが微妙で見落としがちですが、以下のような行動が見られたら小児科医に相談しましょう。
目線の合い方が乏しい
生後5〜6か月頃になると、赤ちゃんは親や身近な人と目を合わせてコミュニケーションを取ります。この時期に目線が合わない、あるいはほとんど視線を合わせない場合は、早期の自閉症サインの可能性があります。
笑顔が見られない
通常、赤ちゃんは生後6か月までに喜びを感じると笑顔を返します。6か月を過ぎても笑わない場合は、発達上の問題を示すサインとなり得ます。
模倣行動が見られない
生後8〜10か月になると、拍手や舌を出す、簡単な音を真似するなどの模倣行動が出てきます。これらの行動が全く見られない子どもは、自閉症スペクトラムの可能性があります。
周囲の状況に無関心
人が部屋に入ったり出たり、周囲で何かが起きても反応しない場合、環境への関心が低いと判断され、早期のサインと考えられます。
発達が後退する
これまで順調に発達していた子どもが、特に社会的コミュニケーションの面で以前のスキルを失う(後退する)場合は、注意が必要です。
上記のサインは単独で現れることもありますが、複数が見られる場合は専門医の診断を受けることが重要です。
