鶏糞で肥料した干し草が馬に与えるサルモネラリスク

サルモネラとは

サルモネラは人や動物の腸内に常在する細菌で、汚染された食物や水、接触面を通じて感染します。馬でも感染すると重篤な胃腸障害を引き起こすことがあります。

鶏糞を使用した肥料と干し草の汚染経路

鶏糞は栄養価が高く、干し草や牧草の肥料として利用されますが、適切に堆肥化されていない場合、サルモネラを含む有害菌が残ります。

堆肥化が不十分な鶏糞が干し草に付着すると、馬がその干し草を摂取した際に細菌が体内に入り、感染のリスクが高まります。

感染の主な症状

  • 下痢
  • 発熱
  • 無気力・倦怠感
  • 食欲不振

症状が重い場合はショック状態に陥り、最悪では死亡に至ります。

予防と対策

• 鶏糞は十分に堆肥化し、最低でも60℃以上で数日間加熱処理する。
• 肥料を使用した干し草は、使用前に微生物検査を行う。
• 乾燥・保管時に湿度管理を徹底し、カビや細菌の繁殖を防止する。
• 馬舎や飼料置き場の清掃・消毒を定期的に実施する。

疑いがある場合の対応

馬が上記の症状を示したら、速やかに獣医師に相談し、糞便検査や適切な治療を受けることが重要です。

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