油はねやけどは皮膚にどんな影響を与えるか?
統計
米国では毎年約6,000人がやけどで入院し、60,000人以上が救急で治療を受けています。男性は女性の2倍以上の頻度でやけどを負い、特に20代の男性の仕事中に起きるケースが多いです。子どもは2番目に多く、熱い液体や熱源(ラジエーター、ヒーターなど)によるやけどが主です。
やけどの種類
原因に関わらず、やけどは第一度、第二度、第三度に分類されます。
第一度やけど
表皮だけが損傷し、赤み、痛み、軽度の腫れが見られます。水ぶくれはできず、触れると白くなることがあります。
第二度やけど
表皮下層まで損傷し、真紅に赤く、激しい痛みと水ぶくれが現れます。水ぶくれが破れると、血漿が滲み出てチェリーレッドになります。発症から1〜2日後に水ぶくれができることもあり、第一度と見間違えることがあります。
第三度やけど
皮膚全層と組織が破壊され、乾燥して蠟状・白色・革のよう・茶色・炭化した外観になります。感覚が鈍くなることが多く、自然治癒は期待できないため、皮膚移植が必要です。
治療法
第一度やけど
衣服はすぐに取り除き、冷たい(氷ではない)水で5分程度冷やします。水がない場合は冷たい液体や清潔な冷湿布でも代用可です。氷は使用しないでください。その後、アロエジェルやクリームを塗布し、1日数回繰り返します。清潔なガーゼや包帯で24時間以上保護し、3〜6日で回復し、1〜2日で皮がはがれます。
第二度・第三度やけど
直ちに救急医療を受けるべきです。その間は第一度と同様に冷やし、ジュエリーや衣服は取り除きますが、皮膚にくっついた衣服は医師に任せます。水ぶくれは破らず、清潔な布で覆ってください。体表面積が10%以上の場合は冷却による体温低下に注意してください。
第二度やけどは感染がなければ3週間以上かかりますが、小範囲なら瘢痕は少ないです。
第三度やけどは範囲と移植の必要性により回復期間が変わります。皮膚移植は他部位の健康な皮膚を移植部位に貼り付けて治癒を促します。
油はねやけどの予防策
- 鍋の取っ手は体から離す。
- 子どもを台所に入れない、料理中に抱かない。
- テーブルクロスや大きな敷物は使用しない。
その他のやけど
油はね以外にも、蒸気や熱湯・コーヒー・熱い食べ物によるやけど、火や熱い物体(コンロ、暖炉)への接触、漂白剤などの化学薬品、感電、日焼けなどがあります。
