火傷の対処法:段階別の応急処置ガイド

火傷の応急処置は、痛みを和らげ、組織の損傷を最小限に抑え、感染を防ぐことが目的です。以下の手順に従って、適切に対処しましょう。

1. 火傷の程度を評価する

軽度(第一度)・中等度(第二度)・重度(第三度)に分類します。皮膚が赤く痛むだけか、水ぶくれができているか、皮膚が白く焦げているかで判断します。

2. 速やかに冷やす

軽い火傷は、冷たすぎない流水で最低20分間冷やします。これにより痛み、腫れ、組織の損傷が軽減されます。

3. 衣服・アクセサリーを取り除く

燃えていない服やジュエリーは慎重に外します。布が皮膚にくっついている場合は無理に剥がさず、医療機関へ相談してください。

4. 清潔な覆いで保護する

冷却後は、滅菌されたガーゼや清潔な布で火傷部位を覆い、感染を防ぎます。

5. 高く上げて腫れを抑える

腕や脚の火傷は、心臓より高い位置に上げて血流を抑え、腫れを軽減します。

6. 痛み止めの使用

必要に応じて、市販の鎮痛剤(イブプロフェンやアセトアミノフェン)を服用し、痛みを和らげます。

7. 水ぶくれは破らない

水ぶくれは自然の保護バリアです。無理に破ると感染リスクが高まります。

8. 氷は直接当てない

氷や極端に冷たいものを直接火傷に当てると、組織がさらに損傷します。

9. 抗生物質軟膏の使用

軽度の火傷には、薄く抗生物質軟膏を塗布し、感染予防に努めます。

10. 医療機関への受診が必要な場合

以下の場合はすぐに医師の診察を受けてください。

  • 火傷の面積が広い、または深い
  • 顔、手、足、性器など重要部位に及んでいる
  • 痛み・腫れ・赤み・膿が増加するなど感染の兆候がある

11. アフターケアのポイント

・毎日やさしく洗浄し、ドレッシングを定期的に交換する
・患部を高く保ち、腫れを抑える
・医師の指示に従い、処方薬やケア方法を守る

重度の火傷は直ちに救急医療が必要です。火傷の程度に不安がある場合は、必ず専門医に相談してください。

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