軽度の火傷の治療法と注意点
火傷の種類
火傷は深さにより第一度、第二度、第三度の3つに分類されます。第一度火傷は皮膚の表層だけが損傷し、最も軽度です。第二度火傷は真皮まで炎症が及び、直径が3インチ(約7.5cm)以下であれば軽度火傷として扱われます。第三度火傷は皮膚の深部まで損傷し、面積に関わらず軽度とはみなされません。
軽度火傷の見分け方
第一度の軽度火傷は皮膚が赤くなり、軽い腫れと痛みを伴います。広範囲に及ぶ場合は医師の診察が必要です。第二度の軽度火傷は水疱ができ、強い赤みと斑点状の発赤、激しい痛みと腫れが特徴です。直径が3インチ以下の場合に限り軽度と判断します。
治療法
軽度火傷はすぐに冷水で5分以上冷やします。流水が無い場合は水に浸すだけでも構いません。その後、抗菌軟膏を塗布し、滅菌された非粘着ガーゼで覆います。ガーゼは圧迫を避けるために非粘着タイプが望ましいです。感染防止のため、軟膏は1日2回清潔にし直します。市販の鎮痛剤を服用すれば、痛みと腫れを和らげられます。
治癒期間
第一度の軽度火傷は通常3〜6日で完治し、ほとんど瘢痕は残りませんが、色素が薄くなることがあります。第二度の軽度火傷は重症度により3週間程度で治癒し、瘢痕が残ることが多いです。
注意点
氷水に浸す、または氷を直接当てることは避けてください。さらに、バターや油脂を塗布するのも禁です。腫れや発赤が増大するなど感染の兆候が見られたら速やかに医療機関を受診しましょう。外出時は、火傷後1年以内は日焼け止めを使用し、色素変化を防ぐことが重要です。
