まつげが伸びない理由とは?
まつげは医学的には「繊毛(せんもう)」と呼ばれ、まぶたの縁を覆う短い毛です。目に入る異物を取り除く役割がありますが、主に見た目の美しさが重視されます。
成長期
- まつげは毛周期の中で活発に伸びる「成長期」が約30〜45日と非常に短く、頭髪の2〜6年に比べてはるかに短いです。このため、まつげは常に短く保たれます。
休止期
- 毛包が休止状態に入る期間は頭髪で約100日ですが、まつげや眉毛、体毛はそれよりも長く続きます。抜けたまつげがすぐに新しい毛に置き換わらないため、成長が見えにくいと感じられます。
成長のランダム性
- 人間の毛は季節的に抜け替わる動物とは異なり、個々の毛がランダムに成長・休止を繰り返します。そのため、常にいくつかの毛が成長期にあり、全体としては伸びが緩やかに見えます。
薬物治療
- 米国食品医薬品局(FDA)は、まつげがほとんどない「低毛症(hypotrichosis)」や化学療法によるまつげ脱落の治療に、Latisse(ビマトプロスト)を承認しています。使用によりまつげの長さと密度が増加します。
注意点
- Latisseの製造元であるAllerganは、まつげだけでなくまぶたや虹彩の色素が変化し、目の色が濃くなる可能性があると警告しています。使用前に医師と相談し、指示通りに使用することが重要です。
まつげの成長は自然なサイクルに左右されますが、必要に応じて医薬品でサポートすることも可能です。
