加齢に伴う男女の薄毛の原因

年齢を重ねても、フサフサで健康的な髪を保っている人はあまり見かけません。加齢は髪に影響を与えるのが事実です。薄毛の原因は遺伝的要素が大きいものの、他にもさまざまな要因が関与しています。

男性型脱毛症(アンドロゲン性脱毛症)

男性は加齢とともに、アンドロゲン性脱毛症(男性型脱毛症)になることが多いです。ジヒドロテストステロン(DHT)が毛包に作用し、成長期を短くし毛包を縮小させます。その結果、髪は細く短くなり、最終的には新しい髪が生えなくなります。特に頭頂部と前頭部の毛包が影響を受けやすいです。

エストロゲン不足

エストロゲンは女性の皮膚・髪・生殖器官の健康に欠かせないホルモンです。閉経に向かう過程(閉経前)でエストロゲンが不安定になり、徐々に減少します。エストロゲンが減ると髪の成長速度が遅くなり、髪が細くなって抜けやすくなります。さらにテストステロンが相対的に増えると、頭髪は薄くなる一方で顔や体毛が増えることがあります。

テストステロンの過剰

女性でも更年期やそれ以前にテストステロンが過剰になることがあります。過剰なテストステロンはDHTに変換されやすく、結果として全身の毛が増える一方で頭髪は薄くなります。このタイプの脱毛は男性のパターンとは異なり、全体的に髪が細くなる傾向があります。

薬剤の影響

加齢に伴い、血液をサラサラにする薬、痛風薬、抗うつ薬、抗けいれん薬、化学療法薬などを服用する機会が増えます。これらの薬は毛根の健康を損ない、髪の成長を阻害し、抜け毛や薄毛を引き起こすことがあります。

全身の健康状態

鉄欠乏性貧血や栄養不足は髪の健康に直結します。ビタミンB群(B5、B12、ビオチン)やビタミンC、E、A、必須脂肪酸、亜鉛、マグネシウムなどが不足すると、髪は細くなりツヤを失います。バランスの取れた食事や必要に応じたサプリメントで栄養を補い、髪の健康を保ちましょう。

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