出血時間(Bleeding Time)とは何か

出血時間(Bleeding Time)とは

出血時間は、皮膚に小さな切り傷や穿刺をしたときに、出血が止まるまでに要する時間を測定する検査です。血管が収縮し、血小板が傷口に集まって血栓を形成し、血漿中の凝固因子が活性化されて止血が完了します。

検査の手順

通常、前腕や指先の皮膚に深さ1〜2 mm、長さ6〜10 mm程度の小さな切開を行い、出血が止まるまでの時間をストップウォッチで測ります。

正常値と異常所見

検査結果は事前に設定された基準範囲内であれば正常と判断されます。出血時間が延長している場合は、血小板機能障害や特定の凝固因子欠乏、その他の基礎疾患が疑われます。一方、出血時間が異常に短いことは稀ですが、フォン・ウィルブランド病(タイプ2N)などで見られることがあります。

臨床での活用例

容易にあざができる、頻繁に鼻血が出る、月経が長時間続くなど、出血傾向を示す症状がある患者に対して医師が出血時間検査を指示することがあります。検査結果は出血性疾患の診断や治療方針の決定、さらなる検査の必要性の判断材料となります。

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