出血が起きたときの対応と相談ポイント
誰かが出血している場面では、迅速かつ安全に対処することが重要です。以下に、出血時に取るべき10のステップと、医療機関への相談タイミングをまとめました。
出血時に確認すべき10項目
1. 安全の確保
まず自分と負傷者の安全を確保します。手袋を着用するか、清潔な布やプラスチックシートなどで血液との直接接触を避けましょう。
2. 出血の程度を評価
血液の量、流れの速さ、出血部位を観察し、軽度・中度・重度を判断します。
3. 止血
清潔な布、ガーゼ、または包帯で直接圧迫します。しっかりと、かつ一定の圧力で傷口を押さえ、出血を止めます。
4. 負傷部位を心臓より上げる
可能であれば、出血した部位を心臓の高さより上げて血流を抑え、止血を助けます。
5. 圧迫点の活用
直接圧迫だけで止まらない場合、動脈が皮膚近くにある圧迫点(例:手首や足首)に強く圧迫して出血をコントロールします。
6. 止血帯(ツアーニケット)の使用
極端に大量の出血で他の方法が効かないときは、止血帯を最終手段として使用します。正しい位置と時間で装着し、二次的な損傷を防ぎます。
7. 傷口の清浄と保護
止血が確認できたら、石鹸と水で傷口を洗浄し、汚れや異物を除去します。その後、滅菌された包帯やドレッシングで覆い、感染を防ぎます。
8. ショックの兆候を観察
大量出血はショックを引き起こす可能性があります。以下の症状に注意してください。
- 蒼白で冷たく湿った皮膚
- 呼吸が速く浅い
- 脈拍が速く弱い
- 意識混濁や失神
- 激しい渇き
- 吐き気・嘔吐
9. 医療機関への受診
止血が困難、出血が止まらない、またはショック症状が見られる場合は、すぐに救急車を呼ぶか最寄りの救急病院へ搬送してください。
10. 感染リスクの管理
出血は感染のリスクを高めます。傷口に腫れ、赤み、熱感、膿が出るなどの症状が出たら、速やかに医師に相談しましょう。
出血が止まらない、または重篤な症状が現れた場合は、躊躇せずに緊急医療を受けることが最も重要です。
