子どものエイズ(HIV感染)に見られる兆候と症状

HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染した子どもは、免疫機能が低下し、CD4細胞数が200以下、またはCD4比率が14%未満になるとエイズと診断されます。治療薬により機会感染を予防・治療できますが、早期に症状を見つけることが重要です。

体重減少のサイン

  • 体重が増えない、または減少する。特に下痢が続くと脱水と体重減少が起こりやすい。

体重が増えない場合は速やかに医師の診察を受けましょう。

身体・精神の成長障害

  • 身長や体格の伸びが遅れ、歩行や坐位が困難になる。
  • 言語発達や学習能力の遅れが見られることがあります。

定期的に成長曲線をチェックし、発達の遅れが疑われる場合は専門医に相談してください。

発疹や皮膚感染症

  • 口腔カンジダ症(口内炎)や咽頭のカンジダ感染。
  • おむつかぶれや全身の発疹が現れることがあります。

皮膚や粘膜に異常が見られたら、早めに医療機関で診断・治療を受けましょう。

重篤な感染症の症状

  • ヘルペス単純疱疹、肺炎、トキソプラズマ症などの機会感染が起こりやすい。
  • 軽い風邪でも症状が重くなり、治りにくくなることがあります。

免疫が極端に低下した場合は、これらの感染症が生命に関わるリスクとなります。

脳への影響と痙攣

  • 認知機能の低下や学習障害が進行する。
  • 重度の場合、脳内の過剰な神経活動により痙攣(けいれん)を起こすことがあります。

痙攣が見られたら直ちに救急医療を受け、神経科の評価を受けることが必要です。

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