HIVは免疫細胞、特に感染症と戦うT細胞を標的とするウイルスです。感染直後の数か月は症状が出にくく、無症状であることが多いため、相手が健康に見えても性行為の際は必ず予防策を講じることが重要です。

初期感染期(急性期)

  • 症状が出ないことがほとんどですが、現れる場合は風邪やインフルエンザに似た軽い症状です。発熱、咳、鼻づまりなどが見られます。

リンパ節の腫れ

  • 体がウイルスを排除しようとする過程で、首・腋窩・鼠径部のリンパ節が腫れることがあります。

食欲不振(アノレキシア)

  • 食欲が低下し、食事量が減少するため、体重減少が起こりやすくなります。

後期(AIDS)

  • 感染後数年から十数年で症状が進行し、免疫力が低下すると日和見感染が現れます。これがAIDSと診断される基準です。

肺炎

  • 後期に最も頻繁に見られる日和見感染の一つが肺炎です。通常肺に常在する細菌が増殖し、呼吸困難を引き起こします。