エイズで免疫システムが弱まると、体にどんな影響が出ますか?

エイズが免疫システムを弱体化させる仕組み

免疫システムは、細胞、組織、臓器が連携して体内に侵入した病原体から守る複雑なネットワークです。エイズ(HIV感染)により免疫が低下すると、さまざまな機会感染症やがんにかかりやすくなります。

主な機会感染症

  • 肺炎(Pneumocystis jirovecii肺炎、PCP)
  • クリプトスポリジウム症
  • トキソプラズマ症
  • カンジダ症
  • カポジ肉腫
  • 非ホジキンリンパ腫

エイズ患者に多いがん

  • カポジ肉腫
  • 非ホジキンリンパ腫
  • ホジキンリンパ腫
  • 肺がん
  • 肝臓がん

その他の健康問題

  • 体重減少
  • 倦怠感
  • 下痢、吐き気、嘔吐
  • 発熱、夜間の発汗
  • 皮膚の発疹
  • 神経症状、認知機能障害

症状の重さはエイズの進行度によって異なります。初期は軽い症状に留まりますが、病状が進むと重篤化し、日常生活に支障をきたすことがあります。

現在は抗レトロウイルス療法(ART)など有効な治療法があり、症状をコントロールしながら長く健康に生活することが可能です。

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