HPVウイルスのタイプと関連疾患
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、粘膜や皮膚に感染するウイルス群です。100種類以上が確認されており、そのうち30種類以上が性行為で感染します。タイプによりがんリスクや症状の重さが異なります。
子宮頸がん
メイヨークリニックによると、HPV 16型と18型が子宮頸がん全体の約70%を占めます。感染が2年以上持続するとがん化リスクが高まります。
性器いぼ(尖圭コンジローマ)
主にHPV 6型・11型が原因で、性器や肛門周辺にカリフラワー状や平坦な良性腫瘍ができます。
足底いぼ
足裏やかかとにできる硬い良性腫瘍で、HPV 1型・2型・4型が主な原因です。
上部呼吸器・口腔病変
HPV 6、11、16、18型は扁桃、喉頭、鼻、舌などに病変やいぼを形成しやすいです。
尋常性いぼ
手指や爪周辺にできる一般的ないぼで、HPV 1型・2型・4型が原因です。主に20歳以上の成人に見られます。
扁平いぼ
HPV 3型・10型・27型・28型が手、顔、手首、首、膝などに平らでやや盛り上がった良性病変を引き起こします。若年層や子どもに多いです。
HPVはワクチン接種で予防できるタイプがあり、定期的な検診が重要です。
