ヒトパピローマウイルス(HPV)とは?
ヒトパピローマウイルス(HPV)とは
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、皮膚や粘膜に感染する非常に一般的なウイルスです。100種類以上のタイプがあり、いぼを引き起こすものや、がんの原因となる高リスク型があります。
いぼ(疣贅)
HPVは皮膚や粘膜にいぼを形成します。いぼは小さく肉厚で、平らなものや隆起したものがあります。痛みやかゆみを伴うことがあり、体の別の部位へ広がることもあります。
がん
特定の高リスク型HPVは、以下のがんの原因となります。
- 子宮頸がん
- 外陰がん
- 膣がん
- 肛門がん
- 陰茎がん
これらは長期間にわたる感染が原因です。
感染リスク要因
- 性的パートナーが多数いる
- コンドームなしの性行為
- 免疫力が低下している
- 10代から20代前半の若年層
予防策
- HPVワクチンの接種
- 性行為時のコンドーム使用
- 性的パートナーの数を制限する
- いぼがある相手との性行為を避ける
治療法
HPV感染の部位や重症度に応じて、以下の治療が行われます。
- 局所薬剤(クリームや液体)
- レーザー治療
- 凍結療法(クライオセラピー)
- 外科的切除
妊娠とHPV
HPVは出産時に母子感染することがあり、稀に呼吸器乳頭腫症という、子どもの喉や肺にいぼができる状態を引き起こします。多くの場合、外科手術やレーザーで治療可能です。
HPVは非常に一般的ですが、ワクチン接種や適切な予防・治療によりリスクを大幅に低減できます。不安がある場合は医師に相談しましょう。
