線維筋痛症に対するカイロプラクティック治療の効果とは

線維筋痛症は全身の痛みや倦怠感を伴う慢性疾患であり、症状緩和の手段としてカイロプラクティックが期待されます。しかし、実際の効果は患者ごとに大きく異なることが報告されています。

効果が見られなかった研究

米国国立医学図書館が報告したランダム化臨床試験の結果、カイロプラクティック治療が線維筋痛症患者に有意な改善効果をもたらすという証拠は得られませんでした。

有望な研究結果

カナダ・ケベック州で実施された研究では、30回のカイロプラクティック治療を受けた患者の77%が痛みの顕著な軽減を、75%が疲労感の減少を報告しています。

部分的な緩和

治療により関節可動域の改善などは観察されましたが、線維筋痛症の特徴である圧痛点(Tender points)の改善は認められませんでした。

一時的な効果

ある試験では、治療終了後約1か月間だけ症状の改善が持続し、その後は元の状態に戻ることが示されています。

一部の患者にのみ効果あり

治療後に症状が改善しなかった患者は、カイロプラクティックによるさらなる効果が期待できない可能性が高いと考えられます。

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