結節性紅斑とは?自己免疫との関係を解説

結節性紅斑とは

結節性紅斑(erythema nodosum)は、主に下肢に触れると痛みを伴う赤く腫れた結節が出現する比較的稀な皮膚疾患です。免疫系が過剰に反応し、皮下脂肪組織に炎症が起こることで発症します。

主な原因

感染症(溶連菌、結核など)、薬剤(抗生物質、経口避妊薬など)、全身性疾患(サルコイドーシス、炎症性腸疾患)などが引き金となります。

症状と診断

数ミリから数センチの硬くて痛みを伴う結節が、数日から数週間で出現し、通常は2〜6週間で自然に消退します。血液検査や皮膚生検で炎症の有無や原因疾患を調べます。

治療法

根本原因の除去が最も重要です。感染症であれば抗菌薬、薬剤が原因なら中止、基礎疾患があればそれに対する治療を行います。対症療法としては、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や局所冷却で疼痛を緩和します。症状が重い場合はステロイド投与が検討されます。

予後

多くの場合、原因が除去されれば数週間で改善し、後遺症は残りません。

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