汚染された水からどんな病気にかかる可能性がありますか?
汚染された水からはさまざまな感染症に罹る可能性があります。代表的なものを以下にまとめました。
下痢性疾患
- コレラ、E. coli、シゲラなど:細菌やウイルスが原因。下痢、嘔吐、腹痛、発熱などの症状が現れます。
呼吸器感染症
- レジオネラ症(レジオネラ病)やポンティアック熱:水滴中の細菌が原因。発熱、咳、息切れ、筋肉痛が主な症状です。
皮膚感染症
- スイマーズ・イッチや外耳炎:細菌や真菌が原因。かゆみ、紅斑、腫れ、痛みが見られます。
眼感染症
- 結膜炎(ピンクアイ):水中の細菌やウイルスが原因。結膜の赤み、腫れ、かゆみ、分泌物が特徴です。
寄生虫感染症
- ジアルジア症、クリプトスポリジウム症:汚染水に含まれる寄生虫が原因。下痢、嘔吐、腹痛、発熱などの症状が出ます。
これらの感染症は必ずしも細菌やウイルスだけが原因ではなく、ヒトや動物の糞便で汚染された水に含まれる寄生虫も重要なリスクです。
予防策
- 清潔な水だけを飲む:適切に処理された水を選び、細菌や寄生虫を除去します。
- 汚染された水での泳ぎを避ける:下水や動物の排泄物が混入した水は絶対に入らないようにしましょう。
- トイレ使用後・食事前に手をしっかり洗う:石鹸で十分に洗い、接触した病原体を除去します。
- 食材は十分に加熱調理する:加熱により残存する細菌や寄生虫を死滅させます。
もし水媒介感染症の疑いがある症状(下痢、嘔吐、発熱など)を感じたら、早めに医療機関を受診してください。早期診断・治療が重篤化を防ぎます。
