チフスを防ぐ5つのシンプルな方法
チフスはリケッチア属の細菌が原因で起こる感染症で、流行性チフス、地方性チフス、ブリル・ジンッサー病、スクラブチフスなど約37種類があります。主な症状は高熱、全身の倦怠感、筋肉痛で、流行性チフスは発疹や心・脳の腫れを伴い致死率が最も高いです。予防は可能ですので、以下の5つのポイントを実践しましょう。
必要なもの
- 抗生物質
- 殺虫剤
予防手順
1. 疫病が報告されている地域を避ける
チフスは米国では稀ですが、アフリカ、中米、中国などで流行が報告されています。熱帯や温暖な地域でも地方性チフスは発生しやすく、オーストラリアや西太平洋、マレーシアではスクラブチフスが見られます。現地に警報が出ている場合は訪問を控えると安全です。
2. 過密な居住環境を避ける
シラミやノミ、ダニなどの媒介虫は過密な環境で急速に拡大します。人口密度が高い地域ではチフスの発生リスクが上がるため、できるだけ混雑した場所を避けましょう。
3. ノミ・ダニ・シラミの駆除
感染した虫が人や動物を刺すと糞便に含まれる細菌が皮膚を通じて体内に入ります。殺虫剤でこれらの虫やげっ歯類の数を減らすことで、感染リスクを大幅に低減できます。
4. 衛生管理を徹底する
衛生状態が悪いとシラミが繁殖しやすく、チフスが広がります。長袖・長ズボンの着用や定期的な入浴・衣類の洗濯で衛生環境を保ちましょう。
5. 早期に抗生物質を服用する
チフスの致死率は10〜60%ですが、早期にドキシサイクリンやクロラムフェニコールなどの抗生物質を投与すれば治癒率は大幅に向上します。
