双子以上の妊娠で実際に起こること
妊娠中の変化
ホルモンが増加します。 これにより、つわり、倦怠感、体重増加など様々な症状が現れます。
カロリー摂取が必要です。 1日あたり約300〜500kcal余分に摂取し、二人分(またはそれ以上)の栄養を確保します。
水分補給が増えます。 水、ジュース、牛乳などを合わせて1日約10カップ(約2リットル)を目安に飲みましょう。
お腹が大きくなります。 赤ちゃんの成長に伴い、妊娠12週目頃からお腹が目立ち始めます。
腰痛が起こりやすくなります。 増加した体重が背骨に負担をかけ、腰に痛みが出ることがあります。
むくみが出やすくなります。 手足や足首のむくみは妊娠中によく見られる症状です。
便秘になりやすいです。 妊娠ホルモンであるプロゲステロンが腸の動きを抑制し、便通が遅くなります。
痔核(じかく)ができることがあります。 肛門周辺の血管が腫れ、痛みやかゆみ、出血を伴います。
静脈瘤ができやすくなります。 足や陰部にねじれた血管が現れることがあります。
胸やけが起こります。 胃酸が食道に逆流し、胸部に灼熱感が生じます。
妊娠糖尿病のリスクがあります。 胎盤が分泌するホルモンがインスリンの働きを妨げ、血糖値が上昇します。
子癇前症の可能性があります。 高血圧と尿中タンパクが見られる重篤な状態です。
分娩と出産
分娩は単胎より短くなることがあります。 多胎の場合、子宮収縮が強く頻繁になるためです。
同時に複数の赤ちゃんを出産します。 これを多胎出産と言います。
帝王切開が必要になることがあります。 腹部に切開を入れ、赤ちゃんを取り出す手術です。
出産後の出血が多くなることがあります。 子宮が大きく、血管が多いためです。
縫合が多く必要になることがあります。 膣や会陰部が伸びるため、傷口が広がります。
入院期間が長くなることがあります。 母子ともに綿密な経過観察が必要です。
産後のケア
極度の疲労感があります。 複数の赤ちゃんの世話は体力を大きく消耗します。
産後うつになるリスクがあります。 ホルモン変動、睡眠不足、育児ストレスが重なります。
授乳が難しいことがあります。 多胎の場合、授乳時間や方法の工夫が必要です。助産師や授乳コンサルタントに相談しましょう。
育児サポートが不可欠です。 家族や友人、地域の支援を積極的に利用してください。
やがて生活に慣れます。 時間はかかりますが、複数の子どもを育てる喜びとやりがいを実感できるようになります。
