羊水喪失が起こるメカニズムと原因を解説

羊水の主な機能

羊水は透明でやや黄色みを帯びた液体で、胎児を包む羊膜嚢を満たしています。主に胎児の腎臓が、次いで肺が分泌し、胎児の発育に欠かせない役割を果たします。具体的には、胎児を衝撃から守り、感染を防ぎ、体温を一定に保ち、自由に動くことを可能にして筋骨格系の成長を促します。

羊水量が減少する主な原因

  • 早産前破水(PROM):陣痛が始まる前に羊膜が破れる状態です。自然に起こることもあれば、腹部外傷や特定の膣感染症など外部要因が引き金になることもあります。
  • 羊水過少症(オリゴハイドロミニオス):羊水量が異常に少ない状態です。母体の脱水、腎臓疾患、胎盤機能不全などが原因となります。
  • 羊水過多症(ポリハイドロミニオス):羊水が過剰になる状態で、母体の糖尿病や多胎妊娠、胎児の嚥下障害や尿生成異常などが関与します。

羊水が減少した際のリスク

十分な羊水が失われると、感染リスクや早産、胎児の発育遅延などの合併症が高まります。胎児の肺や脳の発達にも影響を与える可能性があります。

異常を感じたらすべき対処

突然大量の液体が漏れた、あるいは羊水が減少していると感じた場合は、速やかに産科医へ相談してください。適切な検査と治療が早期に行われることで、母子ともに安全を確保できます。

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