ヘモグロビンが極端に低い原因とは?
重要性
ヘモグロビンは赤血球内に存在するタンパク質で、血液に赤い色を与えます。男性の正常範囲は約14〜17 g/dL、女性は12〜16 g/dLとされています。これ以下になると貧血、特に鉄欠乏性貧血と診断されます。
原因
ヘモグロビンが極端に低くなる原因はさまざまです。女性では妊娠中の血液量増加や胎児の成長に必要な鉄が不足しやすくなります。また、出産時の大量出血、月経過多、痔核やヘルニア、潰瘍からの出血も赤血球減少につながります。腸疾患や特定の薬剤も貧血のリスクを高めます。
警告サイン
重度のヘモグロビン低下は以下の人に特に見られます。月経過多や鉄分不足の食事、出血性疾患、栄養失調の方。成長期の子どもや妊娠中の女性も注意が必要です。
主な症状
ヘモグロビンが低くなると、手足の冷感、倦怠感、頭痛、食欲不振、舌の腫れや痛みなどが現れます。放置すると感染症や鉛中毒、子どもの発育遅延、心拍数の増加や狭心症などの合併症を引き起こすことがあります。
予防と対策
妊娠中は医師の指導のもと鉄分を多く含む食事やサプリメントを摂取し、ヘモグロビン低下を防ぎます。一般的な貧血には市販の鉄剤が有効ですが、重度の場合は医師が処方する硫酸鉄(フェロスルフェート)を使用します。効果が現れるまでには数か月かかることがあります。
