腎機能検査の基礎:血清クレアチニンなど主要項目

腎機能を評価する最も一般的な検査は、血清クレアチニンの測定です。クレアチニンは筋肉で産生される老廃物で、腎臓が血液から濾過して排出します。腎機能が低下すると血中クレアチニン濃度が上昇します。

その他の腎機能評価検査

血中尿素窒素(BUN):タンパク質が分解される際に生じる老廃物で、クレアチニンと同様に腎臓で除去されます。BUN濃度が高いと腎機能障害が疑われます。

糸球体濾過率(GFR):腎臓が血液中の老廃物をどれだけ効率的に濾過できるかを示す指標です。血清クレアチニンやBUN、年齢・性別・人種などをもとに算出されます。

電解質:ナトリウム、カリウム、塩化物、重炭酸塩など、体内の細胞機能に不可欠なミネラルです。血中電解質の異常は腎機能低下を示すことがあります。

尿酸:プリン体の分解産物で、肉類や魚介類に多く含まれます。尿酸濃度が上昇すると腎臓での排泄が障害されている可能性があります。

これらは腎機能評価に用いられる代表的な化学検査の一部です。実際に実施する検査は、患者さんの症状や既往歴に応じて医師が判断します。

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