急性腎不全に伴う合併症とは

急性腎不全と慢性腎不全の違い

腎不全には急性と慢性の2タイプがあります。慢性腎不全は長期間にわたって腎機能が徐々に低下し、高血圧や糖尿病などの基礎疾患と関連します。

一方、急性腎不全は突然発症し、予兆が少ないことが多いです。大手術後や重度の外傷、腎臓への血流低下が原因となることが主です。

重篤な合併症

急性腎不全は、腎機能が回復しない場合、末期腎不全(ESRD)に進行し、透析や腎移植が必要になります。また、重篤な外科的外傷からの回復期に合併すると、命に関わることもあります。

その他の合併症

腎臓がカリウムを排泄できなくなると、心室性不整脈などの心拍異常が起こります。さらに、体内に水分が滞留すると肺水腫やうっ血性心不全を招くことがあります。

予防策

慢性腎不全と違い、急性腎不全は完全に予防できませんが、腎臓に負担をかけない生活は回復の可能性を高めます。薬物やアルコールの乱用、アスピリン・アセトアミノフェン・イブプロフェンなど腎障害を起こしやすい市販薬の過剰使用は避けましょう。

合併症を抑える治療

診断後は速やかに腎臓を保護し、合併症を防ぐ治療が必要です。透析によって腎臓を休ませる、低タンパク・低カリウム食を指導する、血中カリウムを下げる薬剤を投与するなどが主な対策です。

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