脳ループス(神経系ループス)の主な症状
ループスは自己免疫疾患で、免疫システムが自己組織を攻撃します。その中でも脳ループスは、全身に加えて中枢神経系を直接標的とするため、特に重篤です。以下に、脳ループス患者に頻繁に見られる代表的な症状をまとめました。
皮下出血(あざ)
血小板数が低下しやすく、血液凝固が妨げられるため、ちょっとした衝撃でもあざができやすくなります。これは自己免疫が正常な血小板まで攻撃してしまうことが原因です。
倦怠感(疲労感)
全てのタイプのループスで共通する症状です。特に倦怠感が強くなると、貧血や感染症が進行している可能性があるため、早めの医師受診が必要です。
頭痛
ループス患者は一般の人の2倍以上の頻度で頭痛を訴えます。通常の鎮痛剤や抗炎症薬に加えて、ステロイド(プレドニゾン)が有効な場合がありますが、頭痛は脳ループスのサインでもあるため注意が必要です。
体重減少
活動性が高く頻繁に flare(症状の悪化)を繰り返す患者で見られます。主に胃腸障害や感染症による吸収不良が原因です。
発作(けいれん)
頻度は低いものの、起こると脳ループスが疑われます。薬剤の副作用である可能性もあるため、すぐに医師に相談し、投薬調整が必要です。
記憶障害
自己抗体が中枢神経系を攻撃することで、記憶力低下が現れます。治療薬の副作用でも起こり得るため、症状の経過観察が重要です。
