脳炎の看護計画
脳炎は脳および脊髄の急性炎症で、主にウイルス感染が原因ですが、細菌や真菌によるケースもあります。感染は人から人へは伝染せず、蚊やダニに刺されることが原因となります。看護は疼痛の緩和と意識状態の定期的な観察に重点を置きます。
頭蓋内圧の低減
- ベッドの頭部を30度に上げる。
- 医師指示に従い酸素投与を行う。
- 環境刺激を最小限に抑える。
- 咳・くしゃみ・排便時の用力(バルサルバ法)を避ける。
- これらの介入により頭蓋内圧上昇や炎症の悪化を防止し、頭蓋内圧の正常維持を目指す。
高熱(発熱)の緩和
- 体温を4時間ごとに測定し記録する。
- 医師処方の解熱剤を投与する。
- ぬるま湯でのスポンジ浴を実施する。
- 脱水の兆候(口渇、尿量減少など)を観察する。
- 熱は頭蓋内圧を上昇させるため、適切に管理することが重要である。
疼痛(頭痛)の軽減
- 頭部を適切にサポートし、IICP(頭蓋内圧上昇)を悪化させない姿勢にする。
- 軽度の鎮痛薬を投与し、疼痛を評価・管理する。
- 光過敏がある場合は、冷たいタオルで目を覆い刺激を減らす。
- 患者が痛みのない状態を目標とし、必要に応じて介入を調整する。
