市販薬の完全ガイド
市販薬(OTC)は、処方箋が不要で薬局やコンビニエンスストア、医療用品店などで入手できる薬です。痛み、風邪、インフルエンザ、アレルギーなどの一般的な症状に広く利用されていますが、正しい知識がないと副作用のリスクがあります。
FDA承認
- 処方薬と同様に、すべての市販薬は米食品医薬品局(FDA)の審査を受け、承認されています。
- 30,000種以上ある市販薬は、成分や作用が類似するものごとにまとめて評価され、FDAは「モノグラフ」と呼ばれる詳細な評価書を公表しています。
- このモノグラフに掲載された成分が含まれる製品は、個別に新たな承認を受ける必要がなく、自動的にFDA承認とみなされます。
薬の名称
- 同じ有効成分でも複数のブランド名で販売されます。例:アルカセルツァー、エクスセドリン、バイエルアスピリンはすべてアスピリンです。
- 一般名は有効成分の化学名で表記されます。例:アスピリンの有効成分は「アセチルサリチル酸」です。
- ラベルの「薬事情報」欄では、まず有効成分が記載されているため、成分を比較すればブランドの違いを判別できます。
- 不活性成分は色や味付けに使用されますが、薬効には関与しません。
注意事項
- 市販薬にも副作用があります。副作用の一覧は米国国立衛生研究所(NIH)のMedlinePlusで確認できます。
- 製造メーカーは、重大な副作用に関する警告を包装に記載する義務があります。
使用方法
- 処方箋が不要でも、体に作用する薬です。既に処方薬を使用している場合や、長期的に使用する場合は医師に相談してください。
- 市販薬は他の薬と相互作用し、効果が減弱したり有害な副作用を引き起こすことがあります。
- ラベルに記載された用量・用法を必ず守り、子どもと大人で用量が異なる場合は注意してください。
- 医師の指示がある場合を除き、ラベル以外の用途や用量で使用しないでください。
