スピロノラクトンとフロセミドによる耳鳴り(ティンナイタス)の副作用

スピロノラクトンとは

スピロノラクトンは、体内で過剰に産生されるホルモンであるアルドステロンの作用を抑える薬です。また、低カリウム血症やむくみ、肝臓・心臓・腎臓の疾患の治療にも用いられます。フロセミドと併用すると、尿量が増えて体内の余分な水分を減らす効果がありますが、併用によって耳鳴り(ティンナイタス)が起こることがあります。

主な副作用

すべての医薬品には副作用のリスクがありますが、体が薬に慣れるにつれて軽減することが多いです。スピロノラクトンとフロセミドの組み合わせで報告されている主な副作用は以下の通りです。

  • 耳鳴り(ティンナイタス)
  • 痛風発作
  • 性機能障害、月経不順、乳房肥大
  • 頭痛、めまい、筋肉痙攣
  • 口渇、発疹
  • 重篤な症状として下痢、嘔吐、けいれん、持続的な耳鳴りなどがあります。

耳鳴り(ティンナイタス)とは

耳鳴りは、実際には音が存在しないのに耳の中で鳴っているように感じる症状です。スピロノラクトンとフロセミドの併用が原因で起こることがあります。耳鳴りが現れた場合は、脳腫瘍など他の重篤な疾患が原因である可能性もあるため、速やかに医師に相談してください。耳鳴りはめまいや混乱を引き起こし、事故のリスクを高めることがあります。

治療法

耳鳴りは多くの場合、基礎疾患や薬剤の副作用が原因です。そのため、根本的な原因を取り除くことが最も効果的です。スピロノラクトンとフロセミドが原因と考えられる場合は、医師の指示のもとで薬の使用を中止または変更することで症状が改善されます。

代替薬の選択肢

スピロノラクトンやフロセミドが耳鳴りなどの重篤な副作用を引き起こした場合でも、利尿剤が必要なことがあります。その際は、別のクラスの利尿剤を検討します。利尿剤は大きく以下の4群に分かれます。

  • チアジド系(例:クロロチアジド、メチルチアジド、ポリチアジド)
  • ループ系(例:フロセミド)
  • カリウム保持性(例:スピロノラクトン)
  • 炭酸脱水酵素阻害剤(例:アセタゾラミド、ジクロルフェナミド、メタゾラミド)

チアジド系や炭酸脱水酵素阻害剤は作用機序が異なるため、同じ耳鳴りのリスクは低くなります。薬剤師に相談し、適切な代替薬を選んでもらいましょう。

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