Dexedrine(デキストロアンフェタミン)使用時の注意点

グラクソ・スミスクラインによると、デキストロアンフェタミン硫酸塩(商品名:Dexedrine)は、ADHD(注意欠陥・多動性障害)やナルコレプシー(睡眠障害)の治療に用いられる中枢神経刺激薬です。刺激薬であるため、乱用や依存のリスクがあることから、米国では連邦管理薬物に指定されています。処方薬を使用する際は、必ず医師と相談し、リスクや副作用について十分に理解してください。

心臓に関する警告

成人・小児を問わず、Dexedrine服用前に心疾患の有無を確認することが重要です。既存の心疾患や先天性心疾患がある場合、突然死、脳卒中、心筋梗塞、心拍数・血圧上昇などのリスクが高まります。家族に心臓病の既往がある場合は医師に伝え、定期的に心拍数・血圧を測定してください。息切れ、胸痛、失神などの症状が出たら速やかに受診しましょう。

精神面のリスク

DexedrineはADHDの子どもや大人で攻撃性が増すことがあります。また、統合失調症や統合失調感情障害、その他の精神病性障害、あるいはそれらの家族歴がある方は、幻覚・妄想の悪化や行動問題が起こりやすくなります。うつ病・自殺念慮・双極性障害の家族歴がある場合は、必ず医師に相談してください。服用中に精神症状が悪化した場合は、直ちに医師に連絡しましょう。

依存性の問題

長期間の使用は依存につながる可能性があります。そのため、過去に薬物乱用歴がある方には推奨されません。薬は子どもや他人が誤って使用しないよう、安全な場所に保管してください。米国国立薬物乱用研究所(NIDA)のデータ(2008年)によれば、12歳以上で処方薬を非医療目的で使用した人は1520万人に上ります。処方された方法以外での使用や、処方箋なしでの入手は違法です。

妊娠中の使用

FDAはDexedrineを妊娠カテゴリーCに分類しています。これは、胎児へのリスクがある可能性があるものの、妊娠中に使用するかどうかは、医師が利益とリスクを比較して判断すべきという意味です。動物実験で胎児への有害性が示されていますが、女性に対する十分な研究はありません。

小児への影響

Dexedrineを服用する子どもは、一時的に成長速度が遅くなることがあります。多くの場合、体重は2ポンド未満、身長は1インチ未満の差で、時間とともに追いつくことがほとんどです。定期的に身長・体重を測定し、成長に問題が生じた場合は治療を中止してください。

その他の警告と副作用

以下の既往症がある方はDexedrineの服用を避けるべきです:てんかん発作歴、甲状腺機能亢進症、重度の不安、緑内障などの視覚障害。治療開始初期は注意力が低下し、機械操作や運転など危険を伴う作業に支障をきたすことがあります。服用前に必ず医師・薬剤師に現在の服用薬との相互作用を確認してください。主な副作用は、胃部不快感、体重減少、食欲低下、口渇、めまい、不眠、頭痛、振戦、動悸などです。

以上の点を踏まえ、医師の指示に従い安全に使用してください。

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