Percocet(パーコセット)の使用用途と注意点

Percocet(パーコセット)は、オキシコドンとアセトアミノフェンを主成分とする経口鎮痛薬です。オキシコドンはモルヒネ由来の合成オピオイドで、強い鎮痛効果がありますが、依存性が高く「貧乏ヘロイン」とも呼ばれます。アセトアミノフェンは非オピオイド系の解熱鎮痛剤です。

疼痛緩和

中等度から重度の疼痛に対して効果的です。オキシコドンが中枢神経系を抑制し、痛みの感覚を鈍らせます。術後の急性腰痛やがん性疼痛の短期(約2週間)使用が一般的です。慢性的な腰痛に長期使用すると耐性ができ、効果が減少します。

脊柱管狭窄症

加齢や先天性異常、腫瘍、外傷などで脊柱管が狭くなると、神経が圧迫されて腕・脚・背中に放散痛やしびれ、筋力低下が生じます。市販の鎮痛剤で効果がない場合、医師はPercocetを処方することがあります。

頚椎症(頚部椎間板変性)による痛み

頚椎の椎間板や靭帯の変性により、骨棘や神経刺激が起こり、首や肩のこり・痛み、筋痙攣が生じます。重症例では外科手術が検討されますが、手術を行わない場合の鎮痛薬としてPercocetが使用されます。

術後疼痛

手術後は切開部や喉、背中、四肢に痛みが出ます。適切な疼痛管理は回復を早め、血栓や肺炎の予防にもつながります。医師は退院後の服用として、4〜6時間ごとにPercocetを指示します。胃腸障害を防ぐため食事と一緒に服用し、鎮静作用があるため運転や機械操作は避けてください。

歯科領域の急性疼痛

親知らずの抜歯や根管治療、第三大臼歯手術後の激しい歯痛に対し、歯科医はPercocetを処方することがあります。米国では2002年に歯科医師が全オピオイド処方の約12%を占めました。依存性リスクがあるため、最低限の量で痛みを抑える方針が取られています。

※Percocetは依存性や副作用があるため、必ず医師の指示に従って使用してください。

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