乾癬(かんせん)を食事で改善する方法
乾癬とは
乾癬は皮膚にかゆみを伴う赤い斑点(プラーク)ができる慢性疾患で、主に肘や頭皮、膝に現れますが、腕や脚、顔にまで広がることがあります。免疫系の異常により、皮膚細胞の増殖が通常の何倍も速くなり、鱗状の斑点が形成されます。完全に治すことは難しいものの、食事で炎症を抑え免疫機能を整えることで症状を軽減できます。
積極的に摂りたい食品
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Ω-3脂肪酸を多く含む食品
サーモン、サバ、イワシ、タラ、マグロ、ニシン、トラウトなどの青魚はΩ-3が豊富です。植物性では亜麻仁(フラックスシード)や亜麻仁油、くるみ、ウォールナッツオイル、エダマメなどもおすすめです。Ω-3は炎症性物質の生成を抑え、乾癬の皮膚症状を改善することが多数の研究で示されています。
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ベータカロテンを含む野菜
ニンジン、カボチャ、サツマイモなどの鮮やかな色の野菜に多く含まれます。ベータカロテンは抗酸化作用があり、免疫力を高め、細胞の老化を遅らせます。イタリアのミラノ大学の研究では、週3回以上ニンジンを摂取した人は乾癬のリスクが40%低下しました。
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葉酸(ビタミンB9)
乾癬患者の多くは葉酸不足が指摘されています。葉酸はブロッコリー、芽キャベツ、ほうれん草などの緑葉野菜、レモンやバナナなどの果物、そして強化されたシリアルに豊富です。
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亜鉛
亜鉛も不足しがちです。食事だけで十分な量(RDAは15 mg)を摂るのは難しいため、サプリメントでの補給が効果的です。過剰摂取を防ぐため、医師や栄養士に相談すると安心です。
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ビタミンCと抗酸化物質が豊富な果物
オレンジ、キウイ、ベリー類などはビタミンCが豊富で免疫機能をサポートします。イタリアの研究では、1日2回の新鮮な果物摂取で乾癬のリスクが約50%低下したと報告されています。
控えるべき食品
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アルコール
アルコールは乾癬の発症や悪化を促進します。米国乾癬財団の調査でも、飲酒習慣のある人は乾癬リスクが高く、禁酒すると症状が改善されるケースが多く報告されています。
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乳製品
乳製品に含まれるアラキドン酸は炎症を引き起こしやすく、乾癬の発作を誘発します。乳製品は控えめにしましょう。
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動物性脂肪・加工食品
脂肪分の多い肉や缶詰、加工肉製品は消化器官を刺激し、体内の炎症を増大させます。できるだけ植物性の油脂や新鮮な食材を選び、加工食品は減らすことが望ましいです。
まとめ
乾癬は免疫系の乱れが原因ですが、食事で炎症を抑える栄養素を意識的に摂取し、アルコールや乳製品、過剰な動物性脂肪を避けることで症状の軽減が期待できます。個々の体調に合わせて、医師や栄養士と相談しながら食生活を見直すことが大切です。
