気管支炎(クループ)とは?

気管支炎(laryngotracheobronchitis、通称クループ)は、気道の下部が炎症を起こす疾患です。主に乳幼児に多く、喉頭・気管・気管支に炎症が広がります。ウイルス感染や細菌感染、化学刺激物、アレルギーが主な原因です。

症状

  • 気道が狭くなるため、激しい咳、息切れ、声がかすれる。
  • 酸素不足により皮膚が青ざめる(チアノーゼ)ことや、呼吸音が乱れることがある。
  • 粘液と鼻詰まりが増し、咳がしにくくなる。

原因

  • 冬季に多く発症しやすく、上気道感染の一種と考えられます。
  • 寒冷な空気、粉塵、刺激性ガス、ウイルス、細菌、アレルギーが主な誘因です。

留意点

  • 呼吸器感染症全般と同様に、医師の診断と適切な治療が重要です。
  • 抗生物質は細菌性の場合に使用し、副作用が少なく、肺組織への浸透性が高い薬剤が選ばれます。

治療

  • 軽症の場合は安静、保温、十分な水分摂取で自然回復が期待できます(5〜7日)。
  • 症状が数日以上続く、または細菌感染が疑われる場合は医師の診察を受け、必要に応じて抗生物質を処方します。

合併症

  • 熱や軽い疼痛にはアセトアミノフェンが用いられ、子供の呼吸を楽にします。
  • 重症のクループでは呼吸困難や脱水が起こり得るため、早期の医療介入が必要です。

呼吸器疾患 - 関連記事