頻尿・切迫感の原因とは
頻繁な排尿と切迫感は、単独でも重要な症状ですが、同時に現れると潜在的な疾患を示すサインとなります。以下に、頻尿や切迫感を引き起こす主な原因を解説します。
尿路感染症(UTI)
尿路のどこか(腎臓から尿道まで)に細菌が侵入して起こる感染症です。発熱、腹痛、排尿時の灼熱感や血尿・濁尿が伴うことがあります。腎臓や血流へ広がらないよう、早期に抗生物質で治療することが重要です。
糖尿病
1型・2型糖尿病や尿崩症では、血糖値が高くなると余分な糖が尿中に排泄され、頻尿が起こります。インスリン不足やホルモン異常により、尿量が増えることが特徴です。
妊娠
子宮が拡大すると膀胱を圧迫し、尿意が強くなるほか、切迫感を伴う頻尿が起こります。
前立腺肥大・前立腺疾患
男性では前立腺が肥大すると尿道が狭くなり、少量の尿でも膀胱が収縮して頻繁に排尿します。尿流が弱くなることもあります。
間質性膀胱炎
膀胱壁の間質組織が炎症を起こす疾患で、原因は不明ですが、頻尿や切迫感が主な症状です。
利尿剤の使用
高血圧や体液貯留の治療で利尿剤を服用すると、腎臓の働きが高まり余分な水分が尿として排出され、頻尿になります。
神経系の障害
膀胱や尿路に関わる神経が損傷すると、排尿のコントロールが乱れ、頻尿や切迫感が生じます。脳卒中、椎間板ヘルニア、外傷、妊娠などが原因となります。
