カテーテル関連尿路感染症(CAUTI)の原因・症状・対策

尿道に挿入し膀胱まで伸ばすゴムまたはシリコン製のチューブを尿カテーテルと言います。カテーテルを通じて細菌が膀胱に侵入すると、カテーテル関連尿路感染症(CAUTI)が発生します。

原因

  • カテーテル挿入時に細菌が膀胱に侵入することがあります。また、カテーテル表面や内部で細菌が増殖し、上行して膀胱に達しCAUTIを引き起こすことがあります。

症状

  • 血尿や悪臭のある尿、頻尿・排尿時の痛み、発熱、倦怠感、意識混濁などが見られます。放置すると腎盂腎炎や菌血症に進行する恐れがあります。

留意点

  • カテーテルの留置期間が長くなるほどCAUTIリスクは上昇します。特に妊娠中の女性や女性全般、糖尿病、栄養不良、慢性疾患を抱える患者はリスクが高くなります。

重要性

  • 米国医療改善機構(IHI)は、CAUTIが頻度・費用ともに高く、CMS(メディケア・メディケイド)により病院獲得感染トップ10に選定されたと指摘しています。

予防策・ヒント

  • エビデンスに基づく予防ガイドラインを遵守すれば、多くのCAUTIは防げます。例えば、コロイド銀合金コーティングカテーテルは感染リスクを30〜55%低減します。

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