腎臓結石発作のセルフケアガイド
痛みの管理
腎臓結石の発作は通常、短時間で終わります。腰の上部、臀部の上方に放散する痛みを感じ、膀胱へ向かって広がることがあります。筋肉の痙攣のように感じることもあれば、背中を刺すような激痛と感じることもあります。痛みの強さは個人差、結石の大きさ、通過速度によって変わります。
痛みは結石が尿路を塞ぎ、尿がその後方にたまることで圧力が高まり生じます。結石が狭い部分を通過するときに最も強い痛みが出ますが、通過が完了するとすぐに痛みは和らぎます。このことを覚えておくと、緊急搬送を避けやすくなります。発作は通常30分から2時間で収まります。
一度でも発作を経験すれば、痛みが本格化する前の兆候を感じ取れるようになります。背中の軽い痙攣や鈍い痛みとして現れることが多いです。自分の最初のサインを把握しておくと、対処がスムーズです。
痛みの兆候を感じたら、まずは公共の場から自宅へ戻りましょう。医師から処方された鎮痛剤がある場合は、痛みが出始めた時点ですぐに服用してください。多くの人は横になるべきだと考えますが、実は歩き回って体を動かす方が結石の移動を促進します。できるだけ家の中を歩き回り、十分な水分を摂取してください。発作中だけでなく、日常的に水分を多く取ることが結石の排出に効果的です。
痛みがあまりにも強くて歩けない場合は、快適な姿勢で横になりましょう。多くの人は胎児抱き姿勢が楽ですが、仰向けやうつ伏せが楽な人もいます。
痛みが耐えられないときは、すぐにでも痛みは収まることを自分に言い聞かせ、救急搬送の衝動を抑えてください。実際、救急室に到着するまでに痛みが和らいでいることが多いです。
受診すべき時
痛みが2時間以上続き、緩和しない場合は医師の診察が必要です。結石が尿路に詰まっていると、数日間痛みが続くことがあります。3回目以降の発作で結石がまだ排出されていない場合は、必ず受診してください。結石が大きすぎて自然に排出できない、または特定の部位に留まっている可能性があります。
大きな結石に対しては、体外衝撃波結石破砕(ESWL)という超音波を利用した治療が行われます。結石を小さな破片に砕き、自然に排出させます。場合によっては経皮的腎石除去術(PCNL)という、背部に小さな切開を入れて結石を直接取り除く手術が選択されることもあります。
尿管に詰まった結石は、尿管鏡(尿管スコープ)を用いて直接取り除きます。これらの処置は泌尿器科医が行います。
