ヘルペスウイルス科に属し、通常は無症状感染として現れるウイルスはどれですか?

正解は水痘・帯状疱疹ウイルス(Varicella‑Zosterウイルス)です。

ウイルスの概要

Varicella‑Zosterウイルス(VZV)はヘルペスウイルス科に属し、水痘(水疱瘡)と帯状疱疹の原因となります。水痘は主に小児がかかる感染症で、かゆみを伴う発疹が特徴です。帯状疱疹は、ウイルスが潜伏した神経節から再活性化し、成人以降に疼痛を伴う帯状の発疹を引き起こします。

感染経路

VZVは非常に感染力が高く、感染者の呼吸器分泌物や皮膚病変からの飛沫、または汚染された物品との接触によって広がります。

潜伏と再活性化

感染後、ウイルスは神経細胞に潜伏し、長期間休止状態を保ちます。免疫が低下したときなどに再活性化すると帯状疱疹を発症し、神経走行に沿った痛みと発疹が現れます。

予防接種

水痘と帯状疱疹を予防するワクチンが利用可能です。水痘ワクチンはすべての子どもに接種が推奨され、帯状疱疹ワクチンは50歳以上の成人に推奨されます。

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