手のいぼが性器へ感染することはあるか?

種類

いぼは手や指にできることがあります。

いぼには少なくとも6種類あります。一般的ないぼ、性器いぼ、足底いぼ(足の裏)、手掌いぼ(手のひら)、糸状いぼ、扁平いぼです。ヒトパピローマウイルス(HPV)が皮膚の傷や裂け目から感染し、感染部位の皮膚細胞が急速に増殖して表面にいぼが形成されます。ウイルスは皮膚の深部まで侵さず、表層にとどまります。

感染経路

いぼウイルスは接触感染します。皮膚やタオル、シーツなどに触れるだけで広がります。ただし、手にできた一般的ないぼが性器に移ることはほとんどありません。性器いぼは別のHPV株が原因であり、逆に性器いぼが手に移ることも稀です。いずれのいぼも感染拡大を防ぐために治療が必要です。特に性器いぼは性的接触で非常に感染力が強いので注意が必要です。

診断

いぼは皮膚表面にできるため、手や足にできた場合は目に見えてわかります。性器いぼは皮膚のひだや内部に隠れることがあり、特に女性では見つけにくいです。手のいぼが性器に接触しても性器いぼになることはありません。性器いぼが見つかった場合は、性的接触による感染が原因と考えられます。

予防・対策

いぼの予防は完全ではありませんが、免疫力を高めることでウイルスの増殖を抑えることができます。手のいぼが性器に感染することはないものの、性行為中に手のいぼが相手の手に移る可能性はあります。性器いぼを防ぐためには、コンドームの使用が有効です。一般的ないぼは市販のサリチル酸製剤を直接塗布することで自宅で治療できます。医療機関では凍結療法や外科的除去が行われます。

リスク

性器いぼは特に感染力が強いです。

多くの一般的ないぼは害がなく自然に消えることが多いですが、ウイルスは体内に残ります。一度感染するとウイルスを完全に除去することはできません。特に問題となるのは一部の性器いぼウイルスで、これらは女性の子宮頸がんの原因となります。子宮頸がん検診(パップスミア)で感染の有無を確認できます。

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