歯並びが悪くて笑顔に自信が持てない方は、手で隠したり歯を見せずに笑うことが多いでしょう。矯正治療を検討する際にまず直面するのが、セラミックブレースとメタルブレースのどちらを選ぶかという選択です。金属ブレースは実績とコスト面で優れていますが、セラミックブレースは目立ちにくい審美的なメリットがあります。
セラミックブレースの特徴
ブラケットは単結晶または多結晶のアルミナで作られ、透明または歯の色に近い色合いです。単結晶アルミナはサファイアと呼ばれ、エナメルに近い光沢があります。
セラミックブレースのデメリット
ゴム製のリガチャー(小さなバンド)はコーヒーやカレー、タバコなどで着色しやすく、見た目が損なわれます。また、ブラケットは金属製より大きく、脆いため破損しやすく、治療期間が長くなることがあります。金属製と同様に柔らかいアーチワイヤーを使用するため、ワイヤーが見える点も注意が必要です。
メタルブレースの特徴
ブラケットは四角形や三角形があり、三角形は根とクラウンを同時に動かす設計です。デザイン性の高い星形・花形・ハート形などもあり、ステンレスとゴールドの2種類があります。金属ブレースは目立ちますが、力が強く、歯の移動が速いのが特徴です。
メタルブレースのデメリット
ブラケットが口内に当たって不快感を生むことがあり、ワックスでの対処が必要になることがあります。治療開始後の2〜3週間は歯茎が刺激されやすく、口内炎を起こしやすい点もあります。また、外見上目立つため審美的には不利です。
選択時のポイント
セラミックブレースは金属ブレースに比べ約5万円高額です(archwire.com のデータ)。ステンレスやゴールドの金属ブレースは着色しませんが、耐久性は高く、複数の問題(歯間の隙間、オーバーバイト、重度の歪み)を抱える患者には金属ブレースが適しています。
