虫歯がもたらす影響と対策
痛みと知覚過敏
虫歯の最も顕著な症状は痛みと知覚過敏です。冷たい食べ物を食べると不快感が生じ、充填後も数週間から数か月続くことがあります。虫歯が歯の根元まで進行すると、神経が刺激され強い痛みになることがあります。甘いキャンディーなどの糖分が多い食品は、虫歯の進行度合いに応じて不快感を引き起こします。
感染と膿瘍
虫歯が歯の内部に細菌が侵入できる状態になると、感染や膿瘍(歯膿瘍)を引き起こすことがあります。膿瘍は膿がたまった腫瘤で、放置すると全身に感染が拡がり、生命を脅かすことがあります。抗生物質で感染は治りますが、膿瘍は排膿しなければ消えません。必要に応じて根管治療や抜歯が行われます。
治療
虫歯が見つかったら、歯科医師により清掃と充填を行い、虫歯の拡大を防ぎます。小さく見える虫歯でも内部深くまで進行していることがあります。その場合、単なる充填だけでは修復できず、歯を削って人工クラウンを装着することがあります。さらに進行した場合は根管治療や抜歯が必要になることもあります。
予防
虫歯予防の基本は、フッ素配合の歯磨き粉で1日2回、各2分以上しっかりブラッシングすることです。デンタルフロスで歯間のプラークや食べかすを除去することも忘れずに。ブラッシングとフロスだけでは不十分な場合があるため、半年に一度は歯科医院で定期検診とプロフェッショナルクリーニングを受け、早期に問題を発見・対処しましょう。
