腹側硬膜嚢を圧迫する椎間板膨隆とは?
椎間板膨隆(ディスクバルジ)とは
椎間板の中心部(髄核)が、外側の線維輪の弱くなった部分を通って突出する状態です。突出した部分が周囲の神経根や神経を圧迫し、背部、上肢、下肢に痛み、しびれ、筋力低下などの症状を引き起こします。
腹側硬膜嚢への圧迫
突出部が前方に出て腹側硬膜嚢(脊髄を包む膜)を押し込むと、脊髄自体が圧迫されます。この場合、歩行困難や排尿・排便障害、筋痙攣といった、より重篤な症状が現れることがあります。
治療の選択肢
まずは保存的療法が中心です。具体的には、理学療法、鎮痛薬、エピデュラルステロイド注射などが行われます。保存的治療で改善が見られない場合や、神経症状が進行する場合は、圧迫を解除する手術が検討されます。
