子宮頸部プラークとは何か?
子宮頸部プラークは、子宮の下部で膣へと開く狭い部分、すなわち子宮頸部に異常な物質や組織が付着・増殖した状態を指す総称です。特定の疾患名ではなく、さまざまな原因で起こり得る所見です。
主な原因
- 細菌・ウイルス感染:クラミジア、淋菌、ヒトパピローマウイルス(HPV)などの感染は炎症を起こし、プラークや病変を形成します。
- 子宮頸ポリープ:良性の小さな腫瘍で、表面に突起しプラーク様に見えることがあります。
- 子宮頸部外転(エクトロピオン):子宮頸管の内側上皮が外側に広がり、赤みを帯びたプラーク状の領域が現れます。
- 扁平上皮化生:本来の円柱上皮が扁平上皮に変化する良性の過程で、白い斑点やプラークができることがあります。
- 良性腫瘍(子宮頸部上皮内腫瘍):稀に、子宮頸部上皮内腫瘍(CIN)などの前癌状態がプラーク様に増殖します。
- 子宮頸がん:進行したがんはプラークや結節として子宮頸部に現れることがあります。
診断と受診のポイント
プラーク自体が必ずしも重篤な疾患を示すわけではありませんが、見た目や触感に異常がある場合は、婦人科医による精密検査が必要です。パップスミア検査やコルポスコピーで原因を特定し、適切な治療を受けましょう。
