歯インプラント手術の概要と主な合併症

手術の流れ

マヨ診療所によると、歯インプラント手術は 3 か月から 9 か月、場合によってはそれ以上にわたる複数段階で行われます。まず歯科医が顎骨に穴を開け、インプラント体(ポスト)を埋め込みます。骨が十分に硬くない場合は骨移植を行い、数か月間治癒させます。顎骨がポストと結合(オッセオインテグレーション)した後、アバットメントを取り付け、歯肉がその周囲に再生します。数週間後に人工歯を装着し、手術は完了します。

切開部の開放

インプラント手術では歯茎に切開を行い、骨に穴を開けてインプラント体を埋め込みます。その後、切開部は縫合され通常は問題なく治癒しますが、血流が阻害されると切開線が開くことがあります。骨移植で過剰な移植材料を入れすぎたり、縫合がきつすぎると血液供給が制限され、組織が壊死して切開が開くリスクが高まります。

骨吸収

重度の歯周病と同様に、インプラント周囲でも骨吸収が起こり得ます。日常的に正しいブラッシングとフロッシングで口腔衛生を保たないと、歯肉炎が進行し骨まで炎症が広がります。骨が失われるとインプラントの支持が不十分になり、安定性が低下します。骨吸収が確認された場合は、再度骨移植によって補強することが一般的です。

拒絶反応

インプラントは体外からの人工物であるため、稀に免疫系が反応して拒絶が起こります。拒絶が起きるとインプラント周囲の歯肉や骨が腫れ、赤みを帯び、炎症を起こします。支持が失われるとインプラントは緩み、痛みを伴い最終的には除去が必要になります。

破損・失敗

過度な咬合力や慢性的な歯ぎしりは、インプラントのポストを曲げたり折れさせたりします。ポストが変形するとインプラント全体の機能が低下し、最終的には失敗につながります。適切な咬合調整やナイトガードの使用でリスクを軽減できます。

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