歯科ベニアの欠点と注意点
歯科ベニアは、歯の見た目を改善するためにプラスチックやセラミックの薄いシェルを歯に接着する治療です。前歯や表面に装着し、欠けや歯並びの不揃い、隙間をカバーします。クラウンより形状調整が少なく、接着治療より長持ちしますが、いくつかの欠点やリスクがあります。
適用が難しいケース
- 歯が弱い・健康でない方はベニアの適応が難しいです。歯周病、虫歯、ひび割れ、大きな詰め物がある場合はベニアは適さないことがあります。
- 歯ぎしりや食いしばり、爪を噛む、氷や鉛筆など硬いものを噛む習慣があるとベニアが損傷しやすくなります。
手順と費用
- ベニアの費用は素材によって異なります。コンポジット樹脂ベニアは1本あたり約250ドル、セラミックベニアは約900〜2500ドル、ルミニアは700〜1000ドルです。
- 装着には平均4回の来院が必要で、対象歯の表面エナメルを約0.5mm削ります。その際は局所麻酔が使用されます。
将来的な問題点
- ベニア装着後に冷熱刺激に対する知覚過敏を訴える患者がいます。これはエナメルを削ったことによるものです。
- ベニアは永久的なもので、結果に不満があっても修正が難しいです。また、色合わせが完全ではなく、ベニアを入れた歯とそのままの歯との色差が気になることがあります。
- ベニアは欠けたり損傷した場合、修復はできず全体を交換する必要があります。寿命は概ね10〜15年で、ベニアが付いたままでも虫歯になることがあり、その場合はクラウンに置き換える必要があります。
