歯冠(クラウン)に伴う圧力と痛み

歯冠(クラウン)は、主に次の3つの目的で使用されます。歯の形状を元に戻す、歯を強化する、そして見た目を改善することです。虫歯や歯周病で損傷した歯を覆うために装着されることが多く、必ず免許を持つ歯科医師が施術します。施術後に痛みを感じるリスクはありますが、適切なケアで軽減できます。

温度に対する感覚過敏

仮のクラウンを装着している間は、特に液体の熱冷に対して感覚過敏が起こりやすいです。これは仮のクラウンが精密でないためです。永久的なクラウンでも、クラウンと歯茎の境目で過敏感が出ることがあります。歯科医が感覚過敏用の歯磨き粉を処方することもあります。過敏感が強い場合は、すぐに歯科医に相談してください。

噛み合わせの不具合

仮のクラウンでも永久的なクラウンでも、噛み合わせが合わないことがあります。新しいクラウンが対向する歯に先に接触すると、口の中で衝撃を感じ、クラウン周辺に痛みが出ます。ほとんどの場合、歯科医がクラウンの上部を削り、正しい噛み合わせに調整すれば解決します。放置するとクラウンの交換が必要になることがあります。

歯茎の痛み

クラウンを装着する際に歯茎付近まで削るため、周囲の歯茎が痛むことがあります。痛みは通常数日で軽減します。回復を促すために、1日3回程度のぬるま湯に塩を溶かしたうがいを行うと効果的です。痛みが長引く、または悪化する場合は歯科医へ連絡してください。

歯自体の痛み

クラウンのために歯を削る際に使用するドリルの影響で、施術後数日間は鈍い痛みを感じることがあります。仮のクラウンが残っている場合に特に起こりやすいです。軽い痛みであれば、市販の鎮痛剤で対処できます。痛みが続く、または強くなる場合は歯科医に相談してください。

根管治療が必要になるケース

クラウンだけでは対応できないほど歯が腐敗・疾患が進行している場合、歯の神経が感染または炎症を起こすことがあります。歯茎の奥深くに痛みがある場合は、根管治療が必要になることがあります。その際は一度クラウンを取り外し、根管治療後に再装着します。

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