ベニアの種類と特徴
ベニアは、損傷したり、隙間ができたり、割れたり、変色した歯を修復するために使用されます。厚さは約1mmで、健康な歯に貼り付けます。クラウンとは異なり、歯を削る必要はありません。ベニアは歯を伸ばしたり幅を広げたりでき、25色のシェードが用意されています。また、熱・冷・甘味に対する知覚過敏を軽減する保護層としても機能します。
仮付けベニア(取り外し可能)
取り外し可能なベニアは、必要に応じて外すことができます。柔軟な樹脂素材で作られ、家庭用キットで自分で作成することも可能です。
セラミックベニア(ポーセリンベニア)
セラミックベニアは、歯の前面に接着される薄い陶磁器シェルです。金属を含まず、クラウンとは異なります。作製には2回の来院が必要です。
- 1回目:歯型を取り、仮のプラスチックベニアを装着。
- 2回目:仮ベニアを取り外し、永久的なセラミックベニアを貼付。
セラミックベニアはコンポジットベニアよりも強度が高く、破損リスクが低いです。形状や色合いは自然歯に近く、審美性に優れます。
コンポジットベニア
コンポジットベニアは1回の診療で装着可能です。研磨・研削して自然歯に似せますが、セラミックベニアほどの強度はなく、硬い食べ物で割れやすいです。破損した場合は比較的簡単に修復できます。
色は自然歯と完全に一致しないことがあり、時間とともに変色(暗く・黄色く)することがあります。変色した場合は再度交換が可能です。
舌側ベニア(パラタルベニア)
このタイプのベニアは、金製が一般的ですが、セラミックやコンポジットでも作製できます。上顎の舌側(口蓋側)にある歯の摩耗や酸蝕による損傷の治療・管理を目的としています。
ベニアは患者の希望や歯の状態に合わせて選択でき、審美的な改善と機能的な保護を同時に提供します。
