義歯(偽の歯)の作り方

偽の歯(義歯)を作る際に最も一般的に使用される材料はアクリルと磁器です。アクリル義歯の主成分はPMMA(ポリメチルメタクリレート)樹脂で、メチルメタクリレート分子が多数結合してできています。PMMAは耐衝撃性に優れたプラスチックです。二本のポリマー鎖は架橋剤で結合され、これが橋渡しの役割を果たします。強度が高く変形しにくいのが特徴です。アクリル製の義歯は磁器製に比べて割れにくく、耐久性が高いです。

必要なもの

  • アルギン酸(Alginate)
  • 石膏(Plaster of Paris)
  • アーティキュレーター(Articulator)
  • 金属容器(Metal container)

作成手順

  1. 患者の上下顎の正確な印象を取ります。歯科医はアルギン酸を患者の口に入れて印象を取ります。

  2. 口内の余分な唾液を排出させます。口の中に材料があると唾液が多くなるためです。

  3. 5分後にアルギン酸を口から取り除きます。

  4. 印象に石膏を流し込み、石膏模型を作ります。

  5. 模型に生じた欠陥は、メスや石膏リーマーで整えます。

  6. 模型を用いて人工石(石膏)でレプリカを作ります。

  7. 義歯は直接模型から作ることもできますが、上下顎の咬合関係を正しく合わせる必要があるため、通常は行いません。

  8. 模型をアーティキュレーターに装着し、咀嚼動作をシミュレートしながら仮ベースプレートを作ります。その後、正しい位置に配置し、ワックスで固定します。

  9. 仮義歯を患者に装着して試します。適合すれば、義歯の色を実際の歯に合わせて調整します。

  10. 金属容器に模型を入れ、正しい位置に保持したまま義歯を作ります。

  11. 容器に義歯用樹脂を流し込み固化させます。ワックスを除去すれば完成です。

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